マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際の
流れについて、簡単に見てゆきます。
流れとしては、目次の①⇒⑤の順です。
もっとも、税理士事務所は、たくさんあるので
ここに示したのは、あくまで一例にすぎません。
目次
・マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際の流れ:①面談
・マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際の流れ:②資料の提示
・マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際の流れ:③決算内容の確認
・マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際の流れ:④申告と納税
・マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際の流れ:⑤支払いと控え
マイクロ法人が決算を税理士に依頼する場合
税理士に直に会うなり
リモートで会うなり
と、手段は、いろいろあっても
まずは、法人の概況や決算の流れ、決算の費用などについて
税理士と面談を行う必要があります。
マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際
設立一期目なら、登記簿や、定款
法人設立届出書などの設立関係の書類も必要となります。
設立2期目以降であれば
過去の申告書類等が必要です。
当期の決算に必要な資料としては
レシート類、通帳のコピー、賃金台帳、請求書
(自社で会計ソフトを使用していれば
試算表、総勘定元帳、仕訳帳等)
法人税等の納付書等が必要です。
必要に応じて、会社で使う車の注文書なども
税理士から提出を求められることもあります。
マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際
決算内容の確認をすることが必要です。
税理士が作成した決算書の内容と
自分の実感(儲かった、損した等)が
合うかどうかなどは、決算内容の確認では、重要です。
自分では、あまり儲かったと思っていないのに
決算内容の確認の際、大幅な黒字が出ていたりすると
経費の拾い漏れの可能性もあります。
その場合は、税理士ともよく相談のうえ
証拠書類と帳簿をよく見比べるといいでしょう。
マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際
法人税等の申告は、税理士が電子申告をし
納税は、会社で行います。
電子申告まで完了すると
次年度の帳簿書類の作成がはじまり
次年度の決算にむけて、準備をすることになります。
マイクロ法人が決算を税理士に依頼する際
電子申告が終ったら
税理士へ決算料を支払います。
そののち、税理士から決算書類の控えを受け取って
一連の決算業務は、終了です。
決算料に関しては、そもそも顧問料に含め
決算料がない税理士事務所もありますし
決算料の支払いの方法も
振込から口座振替までさまざまです。
こうしたことは、①の面談の際に
確認するといいでしょう。