確定申告をしたあと
予想外に住民税が多かったことなどで
とまどった方もいると思います。
確定申告をしたあとは
所得税以外にも、さまざまな税金がかかってくることがあります。
目次
・確定申告、その後の流れ(概要)
・確定申告、その後の流れをどう把握するか
確定申告をした後の流れについて
おおまかにまとめてみます。
・所得税
3月~5月に現金納付、振替納税、延納等により、納付
または、確定申告から1か月~1か月半程度で還付
7月、11月に予定納税がある場合は、納付
・住民税
普通徴収の場合、6月、8月、10月、1月に納付
・個人事業税
個人事業税が課税される場合には、8月、11月に納付
・消費税
3月末までに現金納付、4月に振替納税
年に1回の中間納付の場合、8月に現金納付、9月に振替納税
確定申告は、所得の内容にもよりますが
その後に支払う予定納税や住民税等をあわせると
確定申告したときの数倍の税金を払う場合もあります。
確定申告で所得の高い方の場合
確定申告をした後、いつ、どの税金が、どのくらいかかるかは
戦々恐々とすることもあると思います。
こうした不安を取り除くためには
確定申告をした後に
いつ、どの税金を、どのくらい納税するか
といった流れを把握する必要があります。
そのためには、税理士から
確定申告の後、いつ、どの税金を、どのくらい納税するかを
書いた一覧表をもらうといいでしょう。
税理士事務所によっては
それを納税予定表というかたちで
確定申告の後に渡している事務所もあります。
確定申告といっても
所得税の計算以外にも
様々な税金の計算が絡んでくることがあります。
そうした様々な税金の計算を
自分で行うのは、大変です。
ゆとりをもって、納税をするためにも
確定申告の後は、納税予定表により
その後の流れを把握することが重要です。