マイクロ法人の経理のポイントを
3つほど、あげてみます。
目次
・マイクロ法人の経理のポイント①インボイス
・マイクロ法人の経理のポイント②オンライン化
・マイクロ法人の経理のポイント③資産や負債
・マイクロ法人の経理のポイント:まとめ
経理の業務のひとつに請求書の発行があります。
インボイスとは
売り手が買い手に対し発行する
商品やサービスごとに消費税額と税率を記載した
請求書のことです。
今後は、インボイスの登録が必要になる
マイクロ法人もたくさん出てくると思います。
インボイスの登録をしたら
インボイスの発行や
取引先がインボイスの登録をしているかどうかの確認
といった準備も必要となります。
パソコンでインターネットに接続できる環境があれば
無料の給与計算ソフトや会計ソフトが利用できます。
その一方で、今後、電子取引を行う場合
電子帳簿保存法の確認なども必要となります。
電子帳簿保存法は、しばしば改正が行われるため
最新の情報を確認することが重要です。
マイクロ法人が自社で会計ソフトを使う際
売上や経費などの集計が正確な場合は多いですが
資産や負債の会計処理には、注意が必要です。
たとえば、士業への報酬の支払の際
マイクロ法人で徴収する源泉所得税は
いったん、負債に計上し
その後、負債を取り崩し、支払います。
こうした負債の会計処理は
マイクロ法人の経理の盲点となりがちな分
注意が必要です。
昔のようにインボイスもなく
帳簿も紙しかなかった時代なら
マイクロ法人の経理は
年に一回、紙の領収書等を税理士に丸投げして
決算をむかえるといった感じでよかったと思います。
ところが
誰でも、パソコンでインターネットに接続できる環境があれば
無料の給与計算ソフトや会計ソフトが利用できるようになった昨今では
自計化のハードルが下がった分
電子帳簿の保存要件の確認や、会計ソフトで出力する財務諸表のチェック
といったことがいっそう重要になりつつあります。
インボイスをはじめ、マイクロ法人の経理で
困ったことがあり、自社で解決できそうになければ
税理士に相談するのも、一つの手段です。