脱サラしてからの確定申告の
フローチャートです。
このフローチャートでは
確定申告のやり方などの詳細な内容はさておき
脱サラしてからの確定申告の有無や
確定申告の内容(所得区分、税目)といったものの
概要を示すことを目的としています。
脱サラして、会社設立する場合
給与所得のみなら、確定申告が不要となることが多いですが
2か所から給与があったり
不動産の収入があったりする場合は
確定申告が必要となることもありますので
会社の顧問税理士等に、確定申告の有無を確認する必要があります。
これまでは、脱サラして
個人事業主になったら
年商1000万円を超えた時点で
消費税の申告の準備に入るのが一般的でしたが
令和5年10月~のインボイス制度により
年商1000万円以下であっても
消費税の申告が必要となる場合も出てきました。
そのため、フローチャートの
「年商1000万円超又はインボイス登録あり」
の「インボイス登録あり」には
年商1000万円以下の個人事業主もふくまれます。
脱サラして、個人事業主として、確定申告する場合
「年商1000万円以下かつインボイス登録なし」
なら、税理士をつけず、自分で確定申告するという
従来のスタンスでもいけると思いますが
「年商1000万円超又はインボイス登録あり」
なら、税理士等に相談のうえ、確定申告の準備することを
おすすめします。
脱サラしてからの確定申告の流れは
インボイス制度の開始とともに
少し、複雑になるのではなるのではないかと
予想しています。
このフローチャートの趣旨としては
そうした脱サラしてからの確定申告の流れを
シンプルに交通整理しようといったものになります。
そのため
個別の確定申告の内容の詳細といったものは
税理士等に相談されることをおすすめします。