起業したいけど何をしたらいいかわからない場合
まずは、足元の自己資金や、経験、相談相手の有無などを確認する必要がありますが
税理士に相談してみては、いかがでしょうか?
目次
・起業したいけど何をしたらいいかわからないことは、恥ずかしくない
・起業したいけど何をしたらいいかわからない場合、まず確認したいこと
・起業したいけど何をしたらいいかわからない場合、税理士に相談を
起業したいけど何をしたらいいかわからないことを
恥ずかしがる方もいますが
起業したいけど何をしたらいいかわからないことは
恥ずかしいことではありません。
起業する際、何もかもわかっている方は
これまでの実務経験上、ほとんどいません。
むしろ、起業の際
税理士等に相談する場合
何がわからないのか、しっかり確認することのほうが重要です。
起業したいけど何をしたらいいかわらない場合
まず確認したいことは
自己資金、経験、仲間(相談相手)です。
起業するには、お金が必要です。起業するにあたり
自己資金をため、必要な運転資金や、設備などが、いくらか見積もることは、必要です。
自己資金が足りない場合、日本政策金融公庫などから
創業融資により、借入をし、不足分を補うことなどの方法があります。
自己資金の目安ですが、起業に必要な資金の総額の少なくとも、3分の1くらいは、必要です。
起業するには、起業する業種の経験の有無を確認します。
起業前の職業で経験があれば
起業後のセールスポイントに磨きをかけることが必要です。
未経験や数年の経験で経験が不足している場合は、フランチャイズに加入するなど
経験不足をおぎなう方法が必要です。
起業するには、仲間(相談相手)も必要です。
同級生起業した人や、経営コンサルタント、税理士
など、さまざまな相談相手の候補がいますが
いろんな人に相談することで、起業したあとの
収支や生計の見込みのめどが立つこともあります。
起業したいけど何をしたらいいかわからない場合
次に確認したいことは、「手続き」です。
起業したとたん
取引先や、税務署、金融機関をはじめ
現実世界におけるさまざまな利害関係者との結びつきが生じ
さまざまな手続きをする必要が出てきます。
・税務署や年金事務所に出す書類には、どんなものがあるのか
・資金調達の方法には、どんなやり方があるのか
・創業融資の創業計画書を書くには、どうしたらいいのか
・確定申告は、どうやってしたらいいのか
・個人事業を開業するには、どんな手続きが必要か
・会社設立の流れ
といった「手続き」に関係することを
ひとつ、ひとつ、整理し、実行してゆくことで
起業してから、軌道にのるめどが立ってきます。
もっとも、こうした一連の「手続き」をすべて自分でこなすのは
大変です。
まずは、税理士と相談し、「手続き」の流れを整理し
ひとつ、ひとつ、実行にうつしてゆくと
はじめは、何をしたらいいかわからなくても
次第に、何をしたらいいか、わかるようになってきます。
ちなみに、中小企業庁「2020年版 小規模企業白書」によると
中小企業の相談相手のトップは、税理士・公認会計士です。
そのため、これから、起業する際は
まずは、税理士に相談するといいでしょう。