学習塾の開業の際の主な経理のポイントは
・収益計上のタイミング
・在庫管理の資産計上
・講師報酬の源泉徴収
かと思います。
授業料は授業が行われた月に売上に計上します。
授業が行われる前の月に入金しても
前受金となり、売上には該当しません。
前受金ですが、授業が行われた月に
売上に振替えます。
授業が行われた後に入金する場合
売掛金として売上に計上します。
入金したら売掛金と相殺します。
教材を買った場合は、経費になります。
しかし、決算期末に未使用となっている教材は
在庫として資産計上し、経費となりません。
期末に未使用の教材は
エクセルなどで数量や単価を把握するといいでしょう。
講師に支払う報酬は
原則的に外注扱いとなりません。
原則的には、講師の給料となります。
給料を支払う際は、源泉徴収税額や
社会保険の計算も必要となります。
詳細は税理士や社会保険労務士に相談しましょう。
上記の内容は、学習塾のみならず
他の業種でも通じるものです。
税務署からのお尋ねなどにも
適切に対応できるように開業時から
きちんと帳簿をつけておくようにしましょう。