歯科診療所はコンビニより多い?
最近、ある歯科医の先生の確定申告をした際
「今までの税理士は経営分析なんてしれくれなかった。」
と言われました。
昨今、歯科診療所はコンビニより多いと言われ
その数は供給過剰となり、競争は激化しています。
(厚生労働省の医療施設調査では
平成29年9月の歯科医院数は68,932軒。
日本フランチャイズ協会の調査では
平成29年6月のコンビ二んの数は54,682軒。)
また、歯科医診療所内で親から子への
事業承継も進むなか
親子で当事務所の資料に目を通す先生もいます。
こうした状況のもと
税理士にも確定申告をするだけではなく、経営分析をし
競争力を高める策を考えることや
後継者にも数字を読む目を養ってもらうための説明をすることが
これまで以上に求められています。
もっとも経営分析といっても
日本政策金融公庫の業種別経営指標を使えば
そう難しく考える必要はありませんし
お金も時間もかかりません。
まずは直近の決算書(損益計算書、貸借対照表)と
利用の手引きを用意します。
つぎに
歯科診療所の業種別経営指標と自社の経営指標を比較します。
そして
自社の経営状態がいいのか悪いのか
といったことを確認するだけです。
これをやるだけでも
一通りの財務分析が済み
客観的に経営状態を把握することができます。
試していない先生は
一度お試しください。