個人の小さな美容室の開業資金の調達方法について
ご紹介します。
個人の小さな美容室の開業の流れとしては
開業までの準備をしたのち、開業の手続きをします。
美容師免許の取得、管理美容師の資格の取得、美容室での実務経験
開業後の顧客や利益の確保のめどを計画にまとめる
開業に必要な自己資金の貯蓄など
個人事業主の開業届、青色申告承認申請書の税務署への提出、開業店舗の確保
創業融資による開業資金の調達など
美容室の開業資金の特徴は
設備投資や店舗の家賃にお金がかかる点です。
設備投資には
・店舗の内装工事
・椅子
・シャンプー台
・保証金
・営業権
といったものが、ふくまれますが、店舗の内装工事には
個人の小さな美容室の開業であっても500万円~1000万円は
かかることも珍しくありません。
また、個人の小さな美容室の店舗の家賃であっても
運転資金として
・広告宣伝費(ポスティング、リスティング広告など)
・家賃
・人件費
・消耗品他
といったものもふくまれる場合
設備投資と運転資金の両方で、ゆとりをもてるだけの
開業資金を用意する必要があります。
個人の小さな美容室であっても
設備投資と運転資金(開業後3ヶ月分で100万円~300万円)をあわせると
600万~1300万円以上となる可能性があります。
開業資金の調達方法の基本は、自分で、コツコツ、自己資金をためることですが
開業資金の見積もりが、自己資金の3倍~4倍となった場合
日本政策金融公庫や地方自治体の制度融資による
の創業融資を検討する必要があります。
(開業資金の見積もりが自己資金の10倍を超えるような場合
自己資金が少なすぎるため、融資を受けられない可能性が高いです。)
その際は、
創業計画書を作成し
・創業資金総額における自己資金の割合が適正かどうか
・売上予測を行い、借入が返済可能かどうか
・設備投資や運転資金に見合うだけの収益が確保できるかどうか
といったことを確認することをおすすめします。
もっとも、自分で、創業計画書を作成することに
不安を感じる方もいると思います。
その際は、美容室の創業融資のサポート経験のある
当税理士事務所にお問い合わせください。
ご相談は、無料です。
オンライン面談であれば、他県からも対応可能です。