行政書士は食えるまで3年かかると聞き
他人事ではないと感じたことがあります。
3年は行政書士で食えないのかと思うと
同じ士業として危機感をもったりします。
行政書士が食えないとしたら原因は何なのか
行政書士が食えるにはどうすればいいのか
その点を考えることで
同じ士業として生き残るヒントが見つかるかと思い
このコラムを書きました。
行政書士が開業して食えないとこぼす理由として
「集客ができない」
ということをよく聞きます。
たしかに平成元年で行政書士の数は35000人だったのが
平成29年で46000人と増え
競争が激しくなっているため
集客しにくいのは当然と言えます。
集客をするために行政書士が行っていることとして
・チラシを配ってセミナーに参加してもらう
・異業種交流会に参加する
・事務所の近くの事業所を歩いて回る
といったことがあります。
なかには親しみやすさにこだわり
自分の似顔絵をイラストレーターに依頼し
名刺に書いてもらうかたもいます。
開業して食える行政書士の特徴は
・他士業に仕事をたくさんふっている
・業務や客層をしぼっている
といったところです。
他士業に仕事をたくさんふっていると
その他士業から仕事を逆にふってもらえることが
よくあります。
業務や客層をしぼっていると
他の行政書士との差別化がはかれます。
開業後、食えない行政書士の特徴は
集客の方法を工夫しているのに対し
食える行政書士は
仕事のやり方を工夫しています。
そんなこと、わかってると言われれば
それまでですが
これまで多くの行政書士を見てきた
経験にもとづく個人的な見解なので、ご了承ください。