自分で定款を
作成する怖さとして
出資金の設定ミス等が
あげられます。
こうしたミスをすると
のちのち
増資の登記等が
必要となり
かえって遠回りとなります。
目次
・自分で定款の作成の怖さ
①出資金の設定他
・自分で定款の作成の怖さ
②手間と時間がかかる
・自分で定款の作成の怖さ
③設立費用が浮かない?
・定款の作成は専門家へ
定款とは
会社の基本規則であり
会社設立の際に
必要なものです。
定款の記載事項としては
・目的
・商号
・本店所在地
・出資金
などが
あげられますが
自分で
定款を作成する際
これらを
なんとなく
決めるのは
危険です。
商号ひとつ
とっても
会社法では
他の会社と
類似した商号を
使用することは
不可とするなど
さまざまな
制約があるからです。
また
出資金も
株式会社の場合
定款認証前に
公証人のチェックでは
創業融資を受ける
場合にそなえて
どれくらい
出資金があれば
いいかまでは
チェックしてくれません。
自分で
定款を作成すると
定款の記載や
収入印紙の
貼り付けなどで
時間と手間が
かかります。
定款は
単に作成すれば
いいというものでは
ありません。
その後の
法人の設立届など
税務でも
使用しますし
定款の記載内容次第で
創業融資の
成否も
決まってきます。
それだけ
重要なことだけに
自分で定款の作成
をすると
意外と
時間と手間が
かかってしまいます。
自分で
定款を作成する場合
紙の定款だと
収入印紙代
4万円が発生し
電子定款だと
収入印紙代は
発生しませんが
カードリーダー
などの
準備でお金が
かかります。
専門家へ
依頼する場合
電子定款が
ほとんどなので
会社設立手数料
を負担しても
自分で
定款の作成を
した場合と
そう
変わりません。
定款の作成を
専門家へ
依頼するメリット
として
・定款の記載事項につき
綜合的な助言が
受けられる
・時間と手間が省ける
・会社設立後の
融資や会計税務の
相談にのってくれる。
といった
メリットがあります。
もっとも
一口に専門家
といっても
さまざまです。
得意分野が
ありますので
司法書士や
税理士が
連携して
定款の作成に
関する
助言を行うことも
あります。
自分で
定款の作成を
することを
否定はしませんが
そのリスクを
ふまえ
専門家と相談し
会社を設立することも
重要なことでは
ないでしょうか?
専門家に定款の作成を
依頼することは
遠回りなようでいて
案外
近道だったりします。