確定申告と
人件費の
基本的な内容
です。
目次
・確定申告と人件費
・・・勘定科目
・確定申告と人件費
・・・外注との違い
・確定申告と人件費
・・・自分は含まない
・確定申告と人件費
・・・経営指標
個人事業主
の確定申告の
人件費は
生計を一にしている
配偶者その他の親族
への給与は
専従者給与
従業員への給与は
給料、賃金
パートへは
雑給
ボーナスは
賞与
従業員の
雇用保険や
健康保険は
法定福利費
で処理するのが
一般的です。
確定申告の
人件費のうち
ややこしいのは
福利厚生費です。
福利厚生費は
専ら従業員の
慰安のために
行われる運動会
演芸会、旅行など
のための費用です。
この福利厚生費
には
スポーツジムや
観劇
スポーツ観戦
なども含まれ
けっこう
幅広いです。
その分
どこまでが
経費になるかは
境界を
つけずらいところ
でもあります。
確定申告の
際に人件費と
よく混同されがち
なのは
外注費です。
外注なら
源泉所得税も
発生せず
消費税の控除も
受けられ
節税に
なることが
ありますが
人件費のうち
給料は
そうでは
ありません。
その人が
その個人事業主
の指揮監督下
にないなど
明確に
説明できるか
どうか
といったことが
確定申告の際
人件費と
外注費を
分けるポイント
となります。
個人事業主の
確定申告の際
事業所得が
発生したら
自分に
人件費は
払えません。
自分に
給料は
払えませんし
自分が
スポーツ観戦
に行っても
それを
福利厚生費
として
経費にするのは
無理があります。
確定申告と
人件費というと
経費で
落ちるかどうか
だけでは
ありません。
日本政策金融公庫
の業種別経営指標
では
業種ごとに
従業者一人当たり
の人件費
の平均値等が
掲載されてます。
公庫の経営指標は
業界によっては
サンプルが
少ないと
思われることが
ありますが
確定申告で
人件費を
集計したら
こうした
指標を使い
経営分析を
するのも
いいでしょう。