税理士を雇うのと
経理を雇うのとどっちが得か
考えてみます。
目次
・税理士を雇う会社等は少ない
・税理士を雇うのと経理を雇うのとどっちが得か?
雇うとは
給与を払うことを含みます。
税理士を雇うということは
税理士に給与を払うことになります。
税理士に給与を払う事業所というのは
税理士事務所か
大きな会社になると思います。
社員が数名~数十名の会社等では
税理士を企業内税理士として
雇っているケースは
見たことがありません。
一般的にこうした規模の会社等では
経理業務は
親族や知人
社員やパートで回せるため
税理士を雇うことは
考えづらいと思います。
税理士と雇うのと
経理を雇うのと
どっちが得かと言えば
一概には、言えませんが
社員が数名~数十名の会社等では
経理を雇うほうが
得ではないかと思います。
(以下、社員が数名~数十名の会社等
を前提とした記事とします。)
税理士の仕事は
・税務申告
・決算書の作成
・税務調査立会
・税務相談
・記帳代行
・年末調整
・株式評価
などなどですが
その多くは、スポットでできる仕事
とも考えられます。
会社に常駐しなければ
ならないような仕事ばかりでは
ありません。
これに対し
経理を雇うとすれば
給与計算や
帳簿の整理、請求書の発行
外注先への振り込みや税金の支払い
銀行融資の交渉などといった
業務に加え
空いた時間で
営業等のヘルプも可能となり
税理士を雇うよりも
会社等にとっては
使い勝手がいいかと思います。
こうした規模の会社等にとって
税理士は雇う存在とというより
顧問契約や
スポットの決算等により
ときどき相談し
業務を委託する存在といった
感が強いです。
まして
一人親方で会社設立した場合などは
税理士は雇う相手というより
よき相談相手といった
感がますます強いです。
税理士を雇うかどうかで
迷っているとすれば
そもそも論として
雇うとは、どうゆうことか?
税理士を雇う場合と
顧問契約、スポット契約に
どんな違いがあるのか?
税理士を雇う場合と
経理を雇う場合の
どっちが得か?
様々な角度が
検討してはいかがでしょうか?