起業にあたり
能力が高いにこしたことはありませんが
漢の高祖、劉邦でさえ
個人としては
必ずしも能力の高い人物では
なかったそうです。
目次
・個人の能力なしの起業と準備
・偉人に学ぶ起業に必要な人を使う能力
・起業の際、誰を使うか
起業に必要な能力って
一体、何なんでしょうか?
・マーケティング能力
・計数管理能力
・行動力
・発想力
など、さまざま
思いつきますが
実際に起業する方を見ていると
こうしたもろもろの能力よりも
・起業するまでの同一業種での長い勤続年数
・自己資金や創業場所の確保
・起業に必要な資格の取得
などといった
起業にいたるまでの準備のほうが
ものを言うと思います。
実際、起業に必要な能力の有無を
推し量るのも
職歴であったり
自己資金の額であったりするため
もともと
自分は、行動力もマーケティング能力
もそんなにあるほうではないと思っていても
起業までに
しっかりと準備していれば
周囲の人からは
起業する能力のある人だということに
なるんじゃないかと思います。
つまり
起業にさいし、個人の能力があるなし
というのは
起業にさいし、きちんと準備が
できているかどうかによるものであり
個人の才能とは
無縁のものではないかということです。
起業に必要な能力として
個人に才能がなくても
周囲の人間を使えば
能力を補うことができます。
こうしたことを書いていて
思い出すのは
かの有名な「項羽と劉邦」のお話です。
個人の能力では、項羽に劣るものの
部下の能力を活かすことで
項羽に勝つことができた点などを
思い起こすと
起業においても
個人の能力のなさを補填することが
大切ではないかと思います。
では、起業の際
誰を使うといいのでしょうか?
マーケティング能力なら
コンサルタントでもいいでしょう。
計数管理能力なら
税理士でもいいでしょう。
ただし
起業に際し
会社設立の場合は
一般的に、多くの方が
税理士に相談しています。
会社設立の1年目で
すべての経営者が
その能力を開花させている
わけではありません。
多くの経営者が
劉邦同様に
いろんな人の能力を活かしながら
経営者としての
能力を開花させてゆきます。
そのため
起業に際し、能力なしと
決めこまずに
その能力を補填する
税理士等を探すというのも
一つの考え方かと思います。