創業融資の使い道についての基本について
ご紹介します。
目次
・創業融資の使い道①使い道として資本金は対象外
・創業融資の使い道②設備資金
・創業融資の使い道③運転資金
創業融資の使い道として
会社設立をする際の
資本金は、対象外です。
創業融資の使い道としては
基本的なことなので
日本政策金融公庫のHPの
「よくあるご質問 創業をお考えの方」
のQ3にも、その旨は、書かれています。
日本政策金融公庫の国民生活事業は
創業融資の使い道として
基本的に事業資金としています。
創業融資の使い道としての事業資金とは
主に設備資金と運転資金から成ります。
創業融資の使い道として
資本金は、対象外であり
創業融資の対象となるのは
会社設立して登記したあとの会社や
個人となります。
創業融資の使い道として
設備資金があげられます。
設備資金とは
土地、建物、機械などの有形固定資産
営業権、特許権、ソフトウェアなどの無形固定資産
からなります。
創業融資の使い道が
設備資金である場合
使い道の裏付けをとるため
見積書をとるのが基本です。
ただし
見積書をとるといっても
高価な見積書をとると
融資担当者にとって
印象が悪くなることがあります。
創業融資の使い道として
設備資金は、高価なものになりがちです。
設備資金の見積書を取る際は
必要最小限のものに
とどめることにも配慮したいところです。
なお、創業融資の使い道として
設備資金については
融資後、固定資産台帳にのっているか
領収書はないかなど
チェックが入ることもあります。
創業融資の使い道として
設備資金で申請をしたら
設備資金があまったからといって
運転資金に流用するのは
やめたほうがいいでしょう。
創業融資の使い道として
運転資金とは、人件費や仕入れ等をさします。
運転資金の項目は
通信費や交通費、消耗品、広告宣伝費等
多岐にわたります。
それらを逐一、細かく計上するのは
創業融資の使い道として、妥当ではありません。
それらは、創業計画書の「事業の見通し」の
「経費」の「その他」に含めていいでしょう。
創業融資の使い道として
運転資金の見積もりですが
一月当たりの人件費等を見積もり
おおむね軌道に乗るまで
4~6ヶ月くらいをみて
創業計画書に計上するといいでしょう。
なお、創業融資の使い道が
妥当かどうかは
自己資金や借入の合計と
使い道の合計を比較して
決まることもあります。
使い道を集計したら
あまりに高額なため
融資担当者から減額を
求められることもあります。
創業融資の使い道としては
創業にあたり
本当に必要なもののみに
限定することが基本となります。