法人化して赤字になっても
法人住民税の均等割や
消費税がかかることもあります。
法人化して赤字になっても
納税はしなければなりませんが
そのあと、一体、どうするか考えてみます。
目次
・法人化して赤字になったらどうするか①赤字の原因を振り返る
・法人化して赤字になったらどうするか②役員報酬の見直し
・法人化して赤字になったらどうするか③経営計画を立てる
・法人化して赤字になったらどうするか④青色欠損金と相談
・法人化して赤字になったらどうするか⑤一人で悩まない
法人化して赤字になったら
とりあえず、なぜ、赤字になったかを
振り返ることが必要です。
法人化して赤字になる原因として
・役員報酬が過大だった。
・思ったより売上が伸びなかった。
・法人化の1年目で黒字になるまで時間が足りなかった。
など、さまざまなことが
考えられます。
赤字の原因を振り返らなくても
翌期に黒字化することもありますが
それを繰り返していると
法人化したあと
会社のどこが問題なのかが
あいまいになってしまい
問題の根本的な解決に
つながらないことになります。
法人化して赤字になったら
役員報酬の見直しが
必要です。
その場合
最低限、暮らせるだけの
生活費相当の役員報酬を想定し
役員報酬の見直しによる減額は
その生活費相当の金額までとするなどし
具体的な見直しの幅を決めてもいいでしょう。
法人化して赤字になったら
翌期の経営計画を立てるといいでしょう。
経営計画は、銀行からお金を借りるためだけではなく
今後の役員報酬の見直しや
納税予測にもかかわってきます。
また、経営計画を立てることで
赤字の原因について
より深く、分析し
会社の数字の管理にも役立てられます。
法人化して赤字になったら
青色欠損金がどれだけ
使えるかを法人税の別表7(1)の数字から
検討してもいいでしょう。
もっとも
青色欠損金をどう使い
今後の見込み利益と相殺してゆくかといったことは
やや専門的な話になります。
この場合
税理士と相談して検討するといいでしょう。
法人化して赤字になったら
一人で悩まず
税理士に相談するといいでしょう。
法人化して赤字になったら
銀行融資なども受けづらくなり
社会的な信用力も落ちますし
役員報酬も引き上げるのも難しくなります。
そうゆうことがつづくと
事業へのモチベーションの低下にも
なりかねません。
そうした状況を回避するためにも
法人化して赤字なったら
ひとまず、税理士に相談するなどし
今後の対策を練ることが必要です。