税理士の顧問料に記帳代行が
含まれている場合
現金主義で試算表が作られることがあります。
現金主義では
現金が入ったときに収益(売上、雑収入など)を
現金が出ていったときに経費(仕入、給与、消耗品など)を
計上してゆきます。
この記帳代行における現金主義ですが
メリットとデメリットがあります。
記帳代行における現金主義のメリットとして
・発生主義に比べたら、手間がかからず早く試算表ができる。
・現金の出た、入ったという感覚と試算表の数字が近い。
一方、記帳代行における現金主義のデメリットとして
・発生主義に比べたら、数字の実像とずれる。
・決算になってみないと、本当の数字がわからない。
などといったことがあります。
記帳代行の意義は
記帳に時間を割くよりも
経営者が本業に時間を割くことにつながるという
工数削減や
代行により記帳の正確さを保つといった
ところが大きいです。
記帳代行の成果物である
その月々の試算表を見て
経営成績や財務状況を把握するという
経営管理の側面を考慮すれば
発生主義によるのがベストですが
事業規模が小規模の場合は
現金主義であっても
試算表をみたときに
おおよその売掛残や買掛残などが推計できれば
それほど、大きな問題ではありません。
税理士の顧問料には
税理士によって
記帳代行が含まれている場合と
記帳代行が含まれていない場合があります。
とりわけ
個人で事業を始めたばかりですとか
会社設立したばかりのときは
本業に専念したいものと思います。
そのような創業者の場合は
経理のスタッフを雇えるまでは
税理士に記帳代行も依頼していいかと思います。
記帳代行が現金主義か発生主義かというのは
やや専門的な議論ですが
数字を見る目を養うためにも
記帳代行が現金主義か発生主義か?
現金主義だとすれば
どうやって数字を見るのか?
といったことは
税理士に確認してもいいでしょう。