ニッチで起業できれば
それは、それでいいですが
ニッチで起業できなくても
問題ないです。
目次
・ニッチで起業しなくてもいい理由①そもそもニッチで起業する人が少ない
・ニッチで起業しなくてもいい理由②ニッチで起業する動機があまりない
・ニッチで起業しなくてもいい理由③ニッチはすぐにニッチでなくなることも
会計事務所に勤務し
足掛け15年経ち
税理士として
さまざまな業種の方に接してきましたが
ニッチな市場を開拓している方を
お見かけしたことは、ありません。
ニッチな市場で起業し
ニッチな市場を開拓し
成功できれば、それに越したことはありませんが
起業の段階で
ニッチな市場を狙う方というのも
少数派ではないかと思います。
ニッチで起業しなくてもいい理由として
ニッチで起業する動機が少ないことも
あげられると思います。
起業する動機として多いのは
・時間やお金が自由になる。
・これまでの経験を活かしたい。
・前のオーナーの顧客を引き継ぐことになった。
・自分のやりたいことをやりたい。
といった
自己実現や、引き継ぎといったところが
多いからです。
ニッチな市場を開拓できるだけの
ノウハウが起業する前に確立していたとしても
ニッチな市場で
自己実現を目指したいという方も多いと思います。
あくまで
個人的な感想ですが
起業の際は
自己実現と市場の種類を比較したとき
多くの方が、自己実現を優先するのではないかと
思います。
ニッチな市場で
とにもかくにも起業できたとしても
はじめは、ニッチだった市場に
大手が参入し
すぐに、ニッチでなくなることもあります。
ニッチな市場といっても
ニッチな成功者が出てきた場合
それは、すぐに同業他社等に知れ渡り
やがて、大手が参入してくることがあります。
そうなったら
普通の市場で勝負するのと変わりません。
起業の際は
ニッチな市場かどうかも大事かもしれませんが
それ以上に
創業計画や資金繰りのめどをつけることなど
基本的な準備が必要です。
また
起業してからのビジョンを定め
何をやりたいかを明確にしておくことも
重要です。
そのため
そうした起業に向けての基本的な準備が
できているかどうかを
一度、専門家に相談するのもいいでしょう。