会社設立をしたら
自分でクラウド会計で法人税の申告までできるから
あえて、税理士の顧問は、いらないという方もいます。
自主性のもとで
顧問は、いらない?のか
考えてみます。
目次
・顧問は、いらない?:その理由
・顧問は、いらない?:その結果
顧問は、いらない?のか・・・
ということを
会社設立などの相談を受けていると
痛感させられることがあります。
顧問は、いらない理由としては
・自分で仕訳できるから、税理士にはスポットで決算のみ依頼したい。
・会計ソフトのベンダーが優秀だから、顧問は必要ない。
・顧問がなくてもチャットボットが進歩しているから大丈夫。
・顧問から口出しされるのに抵抗がある。
・会社が小さいから顧問をあえてつける必要がない。
・顧問をつけたいが、資金のゆとりがない。
など、さまざまなことがあげられます。
顧問というと
部活の顧問などを思い浮かべてしまいますが
会社設立してからの顧問とは
部活の顧問のように生活の指導などはせず
税務や労務、経営など
特定の業務を請け負う存在となることが多いです。
そのため
これらの特定の業務を自分でできるなら
顧問はいらないという発想になって
当然だと思います。
顧問は、いらない・・・
として、その結果について
考えるとき
やはり、顧問をつけた場合とそうでない場合では
成果に違いが出てくると思います。
部活でも
生徒の自主性に任せて練習したチームと
顧問と一緒に頑張ってきたチームでは
夏の大会で結果に差が出るのと似ています。
もっとも
顧問がいなくても
自分の判断で自由に活動できることに
意義を感じているのであれば
顧問は、いらなくても、いいのだろうと思います。
ただ
自主性といったものに限界を感じているのであれば
顧問は、いたほうがいいのだろうと思います。
このコラムでは
顧問がいたほうがいいと考えてはいません。
顧問がいらないのか
顧問がいたほうがいいのかを問うなかで
結果として
それは、自主性といったものを
どうとらえるのか
といったことになるのではないかと
思った次第です。