起業は、借金地獄の始まりとなることもあり
起業は、怖いものです。
そんな起業してからの借金地獄の原因や
起業してからの借金地獄への対策について書いてみます。
目次
・起業してからの借金地獄となる原因
・起業してからの借金地獄への対策
起業してから借金地獄となる原因ですが
大きく分けて
自分に原因がある場合と自分に原因がない場合があると思います。
借金地獄となる原因が自分にある場合とは
・運転資金を自分で浪費してしまう。
・創業計画があまく、常に資金不足となってしまう。
・お金の管理がずさんになってしまう。
といったものです。
借金地獄となる原因が自分にない場合とは
・コロナの影響で需要が極端に減る。
・自分が病気やケガとなり、商売ができなくなる。
・横領されるなどして、他人に裏切られたつけを払う。
などといった場合です。
これらの起業してからの借金地獄となる原因は
自己管理の甘さであれ
天災や病気、ケガ、他人の裏切りなどであれ
そのまま、起業することそのもののリスクとも言えます。
会社員であれば
自己管理の甘さを上司がフォローしてくれたり
病気やケガで会社を休んでも
その穴を他の誰かが、うめてくれることもありますが
起業したら
これらのリスクの責任は
自分、一人でとるのが基本です。
起業してからの借金地獄となる原因の根本には
起業してからのリスクの取り方があると言っていいでしょう。
起業してからの借金地獄への対策としては
・起業するまでに借金をしなくていいくらい自己資金を貯める
・毎月、試算表を作成し、無駄な支出がないか確認する
・むやみに人を信用しない
など、さまざまな点があげられます。
もっとも、一度、借金をしてしまうと
借りては、返し、また借りてとなることが多いです。
借金そのものは
設備投資であれ、運転資金であれ
事業を発展させるために必要という見方
(日本政策金融公庫の創業融資など)もあり
借金の多さを誇らしく思う社長もいるくらいです。
しかし
借金地獄となると、話は、別です。
借金地獄となると、利益が借金の利息に消えてゆくだけ
といった無力感に襲われることもあります。
起業の際、一定の借金は
やむを得ないとしても
借金地獄にならないようにするためには
やはり、自己管理が第一です。
そんな自己管理の基本は
毎月、試算表を作成することだと思います。
毎月、試算表を作成したとしても
目に見えて借金が減るわけでもありませんが
毎月、数字をチェックする習慣が
対顧客への対応や、社内の労務管理などを
チェックする習慣にもなりうることから
経営管理全般を下支えするものとなります。
そんなわけで
借金地獄で苦しんでいたら
まずは、毎月、試算表を作成できないか
税理士に相談されは、いかがでしょうか?