会社設立時に資本金は
いくらにしたらいいのでしょうか?
資本金は多いほうがいいと
感覚でわかっていても
資本金が多いメリットを
理解している方は少ないようです。
目次
・会社設立時の資本金のMAX
・会社設立時の資本金の多い5つのメリット
会社設立時の資本金のMAXと
考えられるのは
1000万円です。
資本金が1000万円を超えると
会社設立の初年度から
消費税がかかり
法人住民税の均等割も最低額
ではなくなってしまいます。
よほど大きな事業をする場合を除き
会社設立時の資本金は
税負担の観点から
1000万円を下回るように
設定するのが無難です。
会社設立時の資本金が多い
5つのメリットといっても
MAX資本金1000万円まで
とします。
会社設立時には資本金10万円の
かたも多いので
上限が資本金1000万円でも資本金は
多いと考えられます。
一般建設業では
資本金500万円以上といった
要件を満たさないと
許認可がおりないなど
会社設立時に資本金を多めする
メリットとして
許認可をとるというのがあります。
日本政策金融公庫の
創業融資では
建前上
資本金の9倍の融資ということですが
実際は
資本金の3倍~4倍が多いです。
会社設立時に資本金が
多いほど
創業融資では有利になります。
会社設立時に資本金が多いと
支払いが楽です。
事務所家賃の保証金や
仕入れ代金など
会社設立時は
予想外にお金が出てゆきます。
資本金はこうした
会社設立時の出費をカバーする
側面があるので
会社設立時は
資本金が多いと手元資金にゆとり
がうまれます。
会社設立時に
資本金が100万円未満だと
小さな会社と見られることも
多いです。
会社設立時は
金融機関の評価も資本金に左右されます。
会社設立時に資本金が多いメリットは
会社設立時の信用力を
高めるねらいもあります。
会社設立をして
よくあるのが
予想以上にお金がかかる
ということです。
予想以上に売上が上がらない場合
予想以上にお金が減ってゆきます。
こうしたときに
日本政策金融公庫の融資を受けたくても
資本金が少ないとままなりません。
会社設立時は
資本金が多いとこうした
予想外のリスクに対処できます。