低価格な税理士と相性がいい
事業者とはどんな事業者なのか
まとめてみました。
目次
・低価格な税理士とは
・低価格な税理士費用の特徴
・低価格な税理士への批判
・低価格な税理士と相性のいい7つの事業者
低価格な税理士とは
月額顧問料が数千円~1万円あたり
の税理士をさします。
通常の税理士事務所では
月額の顧問料が1万円を切ることは
税理士事務所にとって赤字なので
低価格な税理士というときは
月額顧問料が相場を下回る場合をさします。
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低価格な税理士費用の特徴を
あげてみます。
低価格な税理士費用の特徴としては
・セルフサービス多
・規模小
・顧問料小決算料他大
といったところがあげられます。
帳簿の入力や
年末調整を自社で行い
セルフサービスの
割合が多いほど
税理士費用は低価格となります。
もっとも
セルフサービスを行うには
簿記や源泉徴収について
勉強する必要があります。
なかには
はじめの一年目だけ
税理士にこれらを教えてもらい
二年目から決算のみ
税理士に依頼することで
税理士費用の低額にする
方もいます。
売上や取引の数
資本金や従業員が少ないほど
税理士の費用は
低価格となります。
なかには
設立初年度で
営業期間が10ヶ月にも
満たないためその分を
低額で依頼するケースもあります。
規模が小さい場合は
税理士との交渉の余地もあります。
低価格な税理士費用の特徴として
月額顧問料は少ないものの
決算料が年末調整などを
含めるとそれなりの価格になる
ケースがあります。
こうしたケースの場合は
月額顧問料のみならず
トータルで見てゆきましょう。
低価格な税理士には
批判がつきまといます。
低価格な税理士への批判を
2つほど、ご紹介します。
低価格な税理士への
批判として
実は低価格ではない。
という批判があります。
税理士の月額顧問料は
低価格であっても
決算料が高額だったり
年末調整や法定調書の作成が
別料金だったりして
トータルでは低価格と言えない
ケースがあるからです。
そのため本当に低価格かどうかは
税理士に依頼する業務の
範囲はどこからどこまでで
トータルでいくらになるかを
見積もる必要があります。
低価格な税理士への
批判として担当者の経験が浅い
場合もあるようです。
税理士事務所では
能力が経験に比例すると
考えられ
経験の豊富な職員ほど
顧問料の高い関与先を
もつ傾向があります。
そのため
低価格な税理士事務所に
依頼すると
経験の浅い職員に
任される可能性があります。
もっとも
税理士事務所内で
申告書のチェックなどを
ベテランの税理士が行う場合など
品質に大きな差はないので
低価格な税理士に依頼する場合
事務所の管理体制なども
確認したほうがいいでしょう。
低価格な税理士と
相性のいい事業者をあげます。
低価格な税理士と
相性のいい事業者として
新設法人があげられます。
新設法人の場合
資金繰りが厳しいことも多く
会社設立費用も
税理士事務所で
立て替えることで
税理士の費用を
低価格で抑えられることがあります。
個人事業主で
取引の数は少ないが
税金はたくさん払う場合
節税や法人成りも視野に入れ
低価格な税理士がいいでしょう。
個人事業主の場合
税理士をつけていない方もいますが
消費税が発生する場合などは
課税方法の選択によって税額も
変わるので低価格でも
正確な申告のため
税理士をつけたほうがいいでしょう。
休眠会社で
均等割だけを申告する場合
ほとんど活動の実績がないので
決算だけを低価格で行う
税理士を探すといいでしょう。
この場合
月額の税理士費用は
発生しないと考えられます。
会社によっては
1月の取引の数(仕訳数)の
少ない会社があります。
月間30取引ほどだと
税理士事務所で仕訳入力すると
15分~20分で処理が終わるため
仕訳数が少ない会社の場合
自社で帳簿をつけるなどして
低価格な税理士事務所を
選ぶという選択肢があります。
会社によっては
自社で帳簿を作成し
年末調整もするため
決算のみを税理士に依頼する
場合もあります。
こうした場合も
低価格な税理士に
決算のみ依頼するという
選択が可能となります。
業績が順調なときは
税理士への報酬も
たくさん支払えていたものの
業績が悪くなると
それもきつくなることもあります。
会社のランニングコストは
地方税の均等割や
社会保険料などさまざまですが
税理士費用も含まれます。
会社のランニングコストを
抑えるためにも
低価格な税理士に依頼すると
いいかもしれません。
中国や韓国の方で
日本で起業する際
税理士の相場感が乏しいと
低価格な税理士に
依頼したほうがいいでしょう。
外国人の起業家の方からも
確定申告の際に
税理士の費用は低価格で
お願いされることがあります。
起業したばかりの場合
国籍は関係ないのかもしれませんが
税理士への相場観の
違いを感じることがときどきあります。