会社設立や
創業融資の
段階では
経営理念など
なくても
問題ないですが
ある程度
長い間
事業を継続
するには
経営理念も
必要です。
目次
・経営理念の言語化
・経営理念と倫理
中小企業で
経営理念を
言語化して
経営計画に
書いている
会社は
少ないです。
経営理念
そのものは
創業融資では
役に立ちませんし
経営理念が
なくても
お金は
稼げて
しまいます。
しかし
会計事務所で
多くの
会社を見ると
経営理念が
ないと
事業は
ある一定の
段階で
停滞するように
見えるときが
あります。
経営理念の
考え方として
何のために
会社が
存続するか
といった
ものがあります。
こうした
経営理念は
会社の
推進力と
なります。
経営理念が
あることで
自分たちの
やっていること
を正当化できます。
自分たちの
やっていることを
正当化できると
会社全体に
向上心が
生まれ
停滞を
防ぐことに
つながります。
そして
こうした
経営理念の
正当化を
言語化した
ものが
経営計画です。
資本主義に
あって
儲けを正当化
したのは
マックス
ウェーバーの
「プロテスタンティズム
の倫理と
資本主義の精神」
かと思います。
厳格な
カトリック教徒が
商売による
儲けを禁欲に
反するから
といって
否定したのに対し
フランクリンに
代表される
プロテスタントは
儲けることは
勤勉や勤労の
成果であり
神の御心に
かなうものだと考え
正当化しました。
こうした
プロテスタントの
倫理により
儲けを正当化する
姿勢は
経営理念の
原型を見るような
気持ちに
なります。
経営理念の
考え方の
背後に
なにか
共同体における
倫理的な
要素があると
事業の推進力
になると
思います。
経営理念の
考え方として
それが
営利活動の
推進力となるなら
前向きな
言葉を
経営計画に
盛り込む
べきでしょう。