起業してからの勉強について
思うところ書いてみます。
起業してからの勉強についてですが
大きく分けて
仕事を通じ、現場で勉強することと
自ら暇な時間を活用して勉強することの
2つがあると思います。
前者は、経験を積めば
おのずと、体得できるものが大きなウェイトを占めます。
法人税の申告書の作成の技術や
顧客ごとの対応の仕方
といったものは
本やネットで調べて
簡単に身につくものではありません。
一方、後者は、自ら進んで
興味をもたないと
何も学ぶことはできません。
インボイス制度について
税理士から説明されたとしても
自ら進んで
国税庁のHPにアクセスするなどし
勉強しないと
なかなか、理解は難しいものです。
とりわけ
起業してからは
会計や税務といったものに
一定の理解がないと
決算書を読んでも
意味がわからなくなってしまいます。
ただし、後者には、必ずしも仕事に役立つことだけが
含まれるわけでは、ありません。
時間にゆとりがあれば
古典力学であっても
論理学であっても、かまわないわけです。
仕事と一見、関係なさそうな
数学の証明であっても
実は、情報を整理し
お客様に、わかりやすく物事を説明する際の
論理的思考力の養成に役立つこともありますし
「論理哲学論考」などをじっくり読む習慣があれば
給付金の申請要領なども注意深く読む癖が
身につくこともあるでしょう。
要するに
起業してからも
自ら興味をもって勉強していれば
一見、仕事と関係ない分野が
仕事で役に立つこともあるのです。
そのため
起業してからも
興味をもったことは
何でもいいから、勉強し続けることをおすすめします。