2022.09.15

マイクロ法人の３つの利点

マイクロ法人の３つの利点

マイクロ法人の利点として

・信用力

・節税

・自由度

３つについて考えてみます。

目次

・マイクロ法人の利点①信用力

・マイクロ法人の利点②節税

・マイクロ法人の利点③自由度

・マイクロ法人の利点：まとめ

・マイクロ法人の利点①信用力

マイクロ法人の利点として

個人事業主に比べた場合の信用力というものも

あげられます。

法人を設立するに際し

登記が必要です。

登記によって、公示されることで

法人の社会的信用力は、上がります。

もっとも、日本政策金融公庫の創業融資では

個人と法人に有利不利はないものの

一般的な取引先や金融機関にあっては

法人のほうが、信用力はあります。

・マイクロ法人の利点②節税

マイクロ法人の利点として

経営者に給与を払った場合の給与所得にかかる税金が

個人事業主のままでいた場合の事業所得にかかる税金より

トータルで少なくなることがあります。

また、法人の場合、青色申告にすれば

赤字の繰越期間も個人より長く

その分、黒字と相殺できる期間も伸び

節税になることがあります。

ただし

マイクロ法人を設立して、具体的に

どの程度、節税になるかは

税理士とも相談したほうがいいでしょう。

・マイクロ法人の利点③自由度

社長一人のマイクロ法人であれば

業種にもよりますが

自由度は高いと思います。

社長一人のマイクロ法人の場合

会社の経営方針や、自分に支払う給与

交際費に使う金額など

法人であっても、ある程度、自由に決められます。

また、サラリーマンが副業でマイクロ法人を設立する場合

転勤などにより、マイクロ法人を解散、清算する場合もありますが

その場合でも、社長一人の場合

スムーズに解散、清算の意思決定ができるといった

自由度もあります。

・マイクロ法人の利点：まとめ

一般的に法人の設立に際しては

もっと、いろんな利点がありますが

マイクロ法人に限定したら

主な利点は、上記のようなものではないかと思い

個人的な見解を述べてきました。

ただし、マイクロ法人の利点といっても

それを活かすには、それ相応の努力も必要です。

法人としての信用力を保つには

法人を設立するだけでは足りず

取引先等に対し、まっとうな仕事をすることが必要ですし

青色申告で節税するためには

期限内の税務申告を毎年するのが基本です。

マイクロ法人を設立すること自体は

難しいことではありませんが

その利点を活かすには

税理士とも相談のうえ

利点そのものへの理解と

利点を活かす努力をすることが大切です。

 

 

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