事業を始めると、
節税したいという思いがみなさん強いようです。
そんなかたに
おすすめするのが小規模企業共済です。
節税としては非常にポピュラーなもので
平成28年3月末では
全国の在籍件数が約165.7万件にもなりました。
これは、従業員が一定の数以下の個人事業主または会社の役員等が
加入できるものです。
独立行政法人中小企業基盤整備機構
が運営するもので
会社で加入するのではなく、個人で加入します。
掛け金は月額1000円~7万円まで、
500円単位で自由に範囲を決められます。
年間最大84万円の所得控除を受けられ、
所得税・住民税を抑えることができます。
払い込んだ掛け金は、
退職や廃業時に受け取りが可能となり、
一括で受け取る場合、退職金扱い
分割で受け取る場合、公的年金等の雑所得扱いとなります。
退職金扱いとなると、
場合によっては、高額の退職所得控除を受けられ、
税金がかからないケースもあります。
お金を貯めておくらいなら、
掛け金を払いこんで節税し、
将来の備えをしておくのもいいかもしれません。