はじめてのリモートで
税理士の顧問を検討している方のため
簡単にリモートでの税理士の活用方法をご紹介します。
今回、このコラムでご紹介するのは
小規模な個人事業主や法人の場合を想定しています。
目次
・毎月、リモートで税理士と面談したい場合
・ときどき、リモートで税理士と相談したい場合
・従来の税理士とリモートとの違い
毎月、リモートで税理士と面談したい場合です。
概要としては、以下の手順です。
・パソコンを用意する
↓
・試算表のデータを共有する
↓
・Zoomのメールを開く
パソコン一台
必要なパソコンのスキルとしては
・メールの送受信ができること
・メールにPDFなどのファイルを添付できること
などです。
必要に応じ、クラウドデータの共有などもできれば
さらにいいです。
リモート面談の仕方ですが
Zoomというリモート面談のツールを使った場合
パソコンに税理士からZoomへの招待メールが届きます。
そのURLをクリックすると
Zoomの画面が起動します。
今のところ、40分までは、無料で面談ができます。
Zoomを使うため、新たにカメラなどを
追加で購入する必要はありません。
要するにリモート面談を行うには
税理士からの招待メールをクリックするだけです。
毎月、リモートで税理士と面談したい場合
税理士に試算表の作成を依頼するか
自社で試算表を作成するかを決めます。
・メールや郵送で試算表作成に必要な資料を税理士に送る
↓
・税理士と試算表の数字をメールやクラウド上で共有する
↓
・税理士とリモート面談する
・税理士と試算表の数字をメールやクラウド上で共有する
↓
・税理士とリモート面談する
毎月、リモートで税理士と面談したい場合の
リモート導入の費用です。
すでにパソコンが一台ある場合を想定しています。
リモート導入の費用は、特にありません。
クラウドソフトの年間使用料が数万円
かかるくらいです。
ときどき、リモートで税理士と相談したい場合
リモート面談以外にも、メールや電話、LINEなどでも
相談できます。
概要としては、以下の手順です。
・パソコンを用意する
↓
・試算表のデータを共有する
↓
・Zoomやメール、電話、LINEなどで相談する
毎月、リモートで税理士と相談したい場合との違いと言えば
毎月ではなく、ときどき(不定期)であることと
Zoom以外のツールがあることくらいです。
従来の税理士の顧問とは
毎月、経営者に直に会うことが基本でしたが
リモートでは、それが
オンラインに代わっただけです。
こうしたリモートの活用で
たとえ、東京の税理士でも
他県や外国に住んでいる方と税務の顧問契約を結ぶことが
容易になりつつあります。