起業する方に対し
税理士のやりがいと思われるのは
はじめは、無色透明な細胞を
染色してゆくような感覚では
ないでしょうか?
目次
・税理士のやりがいについて
・税理士のやりがいと起業家
税理士のやりがいといっても
税理士によって、さまざまだと思います。
税理士をしていると
日々の業務に忙殺され
やりがいについて
じっくりと考えることもなくなるときもあります。
ただ
そうしたなかで
あらためて、税理士のやりがいについて
考えてみると
お客様との信頼関係にあるのではないかと
思います。
自社の申告書を税理士に
税務代理というかたちで作成させるには
信頼関係が必要です。
というのも
税理士が作成する申告書は
お客様の財産である金銭による
税金の納付に関わるからです。
税理士のやりがいのひとつは
こうした財産の動きに関わる
申告書の作成を通じ
信頼されているという実感がわくこと
かと思います。
税理士のやりがいに関し
信頼関係と書きましたが
それが、起業した方ならなおさらです。
起業した方の場合
経理のやり方も
確定申告までの流れも
無色透明な状態にあると思います。
そうした状態に
税理士として色付けしてゆくことで
信頼関係をより強固なものに
できるのではないかと思います。
起業したばかりの方のなかには
何も知らないことを恥ずかしがる方もいますが
それ自体は、恥ずかしいことではありません。
その状態に色付けしてゆけば
次第に、いろいろなことが
見えてきます。
税理士は、そうした色付けの
きっかけになる存在ととらえていただければ
税理士も、やりがいを感じられるはずです。