税理士になって早6年。
近年は、業務のオンライン化が進んでいます。
そこで改めて
税理士になったきっかけを振り返ると同時に
オンライン化のきっかけについても考えてみます。
目次
・税理士になったきっかけ
・オンライン化のきっかけ
税理士になったきっかけは
父親の影響です。
父親が税理士で
その後を追うように
税理士の試験の勉強を始めたことが
税理士になったきっかけです。
当初は、税理士の仕事の具体的な
イメージがわきませんでしたが
会計事務所で勤務を続けるうちに
いろんなことを教えてもらいました。
税理士の仕事は
記帳代行や税務相談、税務申告
といった一見、地味なものです。
しかし
それが適正になされないと
会社のお金の管理がルーズになったり
銀行からお金を貸してもらえなくなったり
と、会社の経営に申告な影響を及ぼします。
税理士の顧問料は
こうした会社の縁の下の力持ちとしての対価
とも考えられます。
税理士になるきっかけが
こうした縁の下の力持ちとしての実像に
あこがれるというものだったら
よかったと思うこともありますが
税理士の試験の勉強を始めたころは
実務経験も浅く
そうしたあこがれは、もてませんでした。
税理士になるきっかけは
人それぞれですが
税理士の実像といったものは
やはり、実務経験を積んでゆくなかで
少しずつ、見えてくるものだと思います。
コロナ禍になったことは
税理士の業務のオンライン化の
きっかけとなりました。
それまで対面での訪問が原則だった関与先にも
オンラインで面談することになり
もう1年が過ぎました。
税理士の業務のオンライン化は
電子申告や、電子納税
電子帳簿保存法の改正などにより
ますます、加速すると思います。
実際、関与先との資料のやり取りも
オンライン化をきっかけとして
紙から電子データへと徐々に移行しています。
税理士を目指した10年前は
毎月、自転車でどこかの関与先に向かい
紙に印刷された資料を受け取り
会計ソフトに仕訳入力をするのが当たり前でしたが
コロナ禍をきっかけに
面談も資料の受け取りも
パソコンする機会が増えました。
今後、このオンライン化の波は
さらに加速すると思います。
とりわけ
幼いころからSNSに囲まれた世代が
今後、個人事業を始めたり
会社設立をするようになれば
なおさらです。
コロナ禍は、税理士にとって
そうした業務のオンライン化を
すすめるきっかけになったことは
事実だと思います。